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巻き爪

陥入爪は、深爪をして爪甲の角を丸く斜めに短く切ることによって爪棘ができ、食い込んで発症するのが大半です。爪には指先を保護する機能の他に、指の細やかな作業をしたり、足趾で地面に踏ん張ったりする、支えとしての意味があり、指腹部にかかる圧力とバランスを取るため、自然にある程度の弯曲があり、両端が巻き込むような性質があります。

  従って、巻き爪傾向のある方は、深爪はせずに爪の両端を伸ばし四角い形に爪を切って、端だけ少し角を落とす程度にヤスリで丸めるにとどめましょう。
 
 このバランスが崩れてしまい、爪横の皮膚に爪が食い込み炎症を起こした状態が巻き爪であり、足の親指に好発します。さらに、深爪をしすぎると、爪の角が食い込んで痛みを生じたり、さらに慢性化すると肉芽形成・出血・排膿などを生じてきます。
 

歩行や重力(体重)に伴う一定の下からの反力がないと、爪は自然に巻いてしまいます。そのため、長期臥床や足趾の変形などに伴って、適切な反力がないために巻き爪が見られることが少なくありません。



当院での陥入爪の治療

 1.テーピング法

 側爪郭の皮膚に粘着テープを爪端に平行に貼って、もう一枚のテープで近位方向にらせん状に引っ張ることで、皮膚にかかる圧迫を減らそうという方法です。
 
2.ツメフラ装着
ワイヤー器具をツメ自体に装着し、トップコートで固定します。

施術の流れ 
① 医師の診察  
②  ツメフラの装着(爪に厚さがある場合は、爪を削ることがあります。)  
③ 人体用接着剤等で固定します。1~2週間後に再来して下さい。1ヶ月~1ヶ月半でツメフラを付け替え又は爪の奥へ挿入します。

アフターケア
*毎日、足浴や入浴をして、爪母(甘皮部分)にネイルオイルなどで保湿をして下さい。爪が乾燥しないようお手入れをして下さい。
 
 また爪白癬や外傷などにて爪が厚く変形している場合も装着できません。
 ◆爪フラ1個:8,800円でご購入いただきます。

*ツメフラは、自費で購入となります。使い捨てではありませんので、複数回使用できます。紛失された場合、付け替え時に再度購入して頂きます。
ご自宅で外れた場合は、次回付け替え時まで保管してご持参下さいますようお願いします。
*爪白癬のある方は、白癬治療が優先となります。

矯正後の維持について
矯正後も装具を装着したままの方もいますが、多くの方は不快感(隣の指に当たって痛い、器具の違和感など)を感じますので、爪が開いて痛みが無くなったら一度器具を外します。外して時間が経つと再び巻き爪になります。爪が巻いてきたら再装着をしますので、当院で購入したツメフラをご持参の上受診して下さい。

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